無花果について学んでみました

土と空ファームさんの無農薬、無化学肥料の無花果を使ってプリンソースを作りました。

品種は「ロードス 」
ギリシャのロードス島に由来していて、濃厚で糖度は最高30度に達するそうです。

無花果は正直果実だと思っていました。
花が内側にあるため、花が見えないから漢字で[無花果]と書くそうです。
花を食べる果物だったんですね。

無花果は世界最古の栽培作物の可能性があるみたいです。
旧石器時代(約11000年前)のヨルダン渓谷の遺跡から炭化した果実が出土され、タネを作らない性質である事が分かり、栽培されていたとしか考えられないとの事です。

「旧約聖書」にも出てくるなど、世界で最もポピュラーな果物で、有名なのが、アダムとイブが身体を隠したのが無花果の葉。

イエス・キリストを裏切ったユダが首を吊ったのが無花果の木と言われ、あまり縁起が良くないとされることもありますが、マホメットが無花果の木を神聖化していたり、ブッタが悟りを開いたのは無花果の木の下とも言い伝えられ、全体的に縁起の良い物と捉えられてきた気がします。

日本には「大和本草」によると、寛永年間に中国から長崎に伝わり、明治時代には4品種、現在は100種類くらい。
最初は乾燥無花果で薬として、後に生食するようになったそうです。
世界には種類が700以上に及ぶそうです。
違いが全然分からなくなりそうですが、まだまだ日本に入ってくる伸び代を感じます。土と空ファームさんには是非とも制覇していただきたいです。

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